美容師旦那の給料が不安で…妻がFP・簿記の資格を取得したリアル体験談

美容師妻の日常

 こんにちわ、美容師の妻をしているめろんそーだです!

めろんそーだ
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美容師の彼氏&旦那になって12年の私が美容師彼氏・旦那の実態や日常、妻目線での美容室について発信しています!
同じ境遇の人の共感や参考になれば嬉しいです☺

 今回は、美容師旦那の給料で将来が不安になり、私自身が資格をとった話を紹介します。

 簡単にまとめると、美容師旦那の給料の将来への漠然とした不安を解消するべく、まずは”お金”のこと学ぶため、産休中の約2ヵ月半の間にファイナンシャルプランナー3級と2級、日商簿記3級の資格を取得しました!

資格を取得しようと思った背景

美容師の給料の現実

 美容師って一般的に低収入と言われており、実際に一般サラリーマンの平均年収を超えるには数年かかるのが実態だと思います。
 アシスタントの時期は特に収入も低く、1人暮らしも厳しいのでは?と思うくらいです。実際にアシスタントの時期は実家暮らしの方が大半のようです。

 スタイリストになってからは、完全実力主義の職業のため、売上を上げればその分給料が上がる仕組みになっています。そのため、人によりますが、頑張り次第でサラリーマンの勤続年数に応じて毎年の定期昇給していく額よりも大きく昇給することができます。

 しかし、実際どれくらい昇給できるのかも定かではありません。サラリーマンであればよっぽどのことがない限り給料が減るということはありませんが、美容師の場合は、その月の売上で左右されてしまうのです。そして、実力次第になるので、何年後にどの程度の昇給が見込めるかもその時点でおおよそを把握することもできません。

資格取得のきっかけ

 前述の通り、美容師旦那の今後の給料には不明確なことが多く漠然とした不安が常にありましたが、子どもを授かったタイミングでこんな不安を抱えたままで大丈夫だろうかと考え始めたのがきっかけです。

 私自身、会社員フルタイムで働いていましたが、産休と育休に入り、その後、復職した際は、子育てのために時短勤務することを予定しています。その場合、これまでより収入が減ってしまいますので、その分を旦那の給料で賄う必要がでてきます。子どもの教育費も今後かかってくるのに問題なくやっていけるのだろうかという不安がありました。また、同じ時期に旦那が美容師として独立も視野に入れているため、独立にあたって初期費用等を借入をした場合に返していけるのだろうかという不安もありました。

 そのため、これから親になるんだから子どものためにもしっかりせねば!と私自身がまずはできることから行動しようと思い、産休に入ったタイミングで時間ができるので、勉強をすることにしました。

めろんそーだ
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旦那は仕事熱心で子どものためにもと美容師という仕事をすごく頑張ってくれています。
そのため、私は私ができることをしようと思いました!

FPと簿記を選んだ理由

 私が取得した資格は「ファイナンシャルプランナー3級」「ファイナンシャルプランナー2級」「日商簿記3級」の3つです。では、なぜ、ファイナンシャルプランナーと簿記を選んだのか理由を説明します。

お金の知識を増やすため

 まず、1つ目の大きな理由はお金の知識を増やすためです。将来にお金の不安があるのなら、まずは知識をつけ、その不安を解消したり、改善方法を検討できるようにしたいと思いました。

 ファイナンシャルプランナー3級では、税金・年金・保険・不動産など、お金に関する知識を幅広く身に着けることができます。特に会社員をしていると税金は会社が年末調整をしているので、どのように計算されているのかなど、全然把握していなかったことに気づかされました。ファイナンシャルプランナーで学んだ知識は、どんな人にも知っておいてもらいたい知識だなと思います。

 また、私の場合は、3級で十分知識を増やすことができたのですが、もっと詳細かつ家計管理で実用できるものにしたいと思い、3級を取得後、2級も取得しました。

美容師旦那の独立の手助けをするため

 次に、美容師旦那の独立の手助けをするためです。旦那自身も経営知識があるわけではないので、独立するのに不安があり、知識を身に着けておこうと思いました。

 前述した通り、これもファイナンシャルプランナーの3級でなく2級を取得した理由の1つで、家計管理だけでなく、独立後の、店の管理や経営時の制度、節税などの知識を学ぶため、2級を取得しました。2級では、法人に関する税金などや事業所得者の税金の申告(青色申告)等を学ぶことができます。

 また、独立後、お店を経営する場合には、日々の帳簿をつけたりする会計管理が必要になってきます。私自身、会社で少し会計処理を経験していたので、会計管理に関する知識を改めてしっかり学んでおき、独立した際にサポートできるようにしたいと思い、簿記3級の資格を取得しました。

めろんそーだ
めろんそーだ

美容師で独立されている人は多いですが、経営知識が最初からある方は少ないように思います。しかし、独立されている人も多いので、独立すること経営する難しさが軽視されているように感じました。

子どもに知ってもらいたいため

 最後の理由としては、子どもに知ってもらたいためになります。
 ファイナンシャルプランナーで学ぶ知識は、日本に住む限りはずっとついてくる国の制度に関することであるのに、学校で学ぶ機会はありません。私自身も、今回に学ぶまであやふやな知識しかありませんでした。

 働いている上で当たり前のように支払っている健康保険や年金、雇用保険など何のために払っていて、どういうときにどんな対応を受けられるのかなど、子どもに教えてあげれる親になりたいという気持ちがありました。生きていく上でお金はずっとついてくるもので、お金の知識はいくらあってもいいですしね。

資格活用法

 では、実際に資格をどのように活用しているのか紹介します。持っていて損のない資格であると思いますので、ぜひ興味を持った場合は取得することを検討してください。

将来に向けた家計管理の見直し

 将来の予定しているライフイベントに合わせて、どんな時にどれくらいのお金がかかるのかなどを整理することができました。整理することで、必要なお金についても把握することでき、今どれくらいの貯蓄が必要になるのかが具体的になり、将来への不安を解消することができました。

 具体的な金額が分かるとより明確なキャリアプランを考えることができるので、旦那の独立時の目標なども設定しやすくなりました。

また、月々の収支もしっかりと把握することで、無駄な出費をみつけ、節約できています。お金の知識が増えたことで、お金のへの意識が高まり、よりお金を貯蓄や投資などにまわして、将来への必要な資金として準備を進められそうです。

 この見直しは定期的に行っていくことで、ライフスタイルが変わっても臨機応変に対応することができます。

制度の有効活用

 国の制度には活用できるさまざまな制度があることを理解したので、必要な時に必要な制度を活用することができます。

 例えば、妊娠・出産にかかわる制度で、妊婦検診費の助成、出産育児一時金、出産手当金、医療費控除、育児休業給付金など、お金の助成や給付があるので、利用できるものはすべて活用しました。

 申請しないと受けられない制度もあるので、知らないと損をするなんてことが起きてしまいます。

独立後の会計管理・節税

 美容師旦那が独立した後に、お店の経営と会計管理のサポートをします。

 何を経費とするのか、店の収益をどのように出すのか、どのように税金の申告をするのか、どのタイミングで法人化をするのが節税になるのか、など、知識があるからこそサポートできる部分になってきます。また、しっかりと理解していることで、店の経営の改善点なども見つけることができるので、経営面でのサポートをすることができます。

めろんそーだ
めろんそーだ

経営や会計管理は裏方作業な部分です。旦那には裏方なところよりもまずは、目の前のお客さんへの対応に専念してもらえるようなサポートがしたいと思います!

まとめ

 今回は、美容師旦那の給料が不安で、美容師の妻が資格を取得したことについて紹介しました。

 美容師の給料は低く、将来の収入への漠然とした不安がありますよね。そんな不安を解消すべくまずは自分自身がお金の勉強をすることとし、ファイナンシャルプランナーと商業簿記の資格を取得しました。きっかけは美容師旦那であったことでしたが、美容師かどうかに関わらず、学んでおいて損はない資格でしたし、せっかく身に着けた知識なので、美容師旦那の独立のための役立てたいと思っています。

 もし、興味があれば、ぜひファイナンシャルプランナーや商業簿記の勉強をしてみてください!

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