「美容師=安月給」は本当?美容師の妻目線の給料の実態

美容師旦那の実態

こんにちは、美容師の妻めろんそーだです!

めろんそーだ
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美容師の彼氏&旦那になって12年の私が美容師彼氏・旦那とはどういうものか発信しています!
同じ境遇の人の共感や参考になれば嬉しいです☺

 今回は、美容師のお給料面について紹介しようと思います。美容師って安月給って思われがちですよね。実際に私自身も安月給のイメージがついてました。

 では、実際にどうなんでしょうか?
 結論からいうと、最初は他職業と比べて安月給は事実ですが、下積み期間を過ぎると可能性は無限大!(高月給にもなり得る)ということです。

美容師の給料のイメージ

 皆さんは美容師の給料のイメージってどんなふうにお持ちでしょうか?
冒頭でも書きましたが、私自身も美容師というと給料は安そうだなという勝手なイメージを持っていました。何が理由でとかはなかったので、世間一般的にそのようなイメージがついているのかなと思います。

 実際に、私も「美容師と結婚すると大変そう」「苦労しそう」なんてことも言われました。具体的に「何に?」と反論したかったのですが、おそらく給料面のことも含めて言っているのだと思います。(あとは女性関係とかもありそうですが…)

 では、なぜこんなに安月給のイメージがついているんでしょうか?実際にどうなのか説明します。

美容師の給料の実態

アシスタントとスタイリスト

 美容師の下積み期間は、他職業にくらべてやはり給料は安いです。

 美容師になるためには、まず、専門学校に行って、国家試験に合格し美容免許を取得する必要があります。ただし、この美容免許を取得しても、すぐに美容師として活躍できるわけではありません。

 美容免許を取得したあとは美容室に就職をしますが、就職後は、アシスタントとして働きながら、美容師としての技術の練習をしていくことになります。
 実際に、お客さんの担当につきカットなどを行う人、皆さんの思う美容師のことをスタイリストと呼び、その補助・お手伝いをするのがアシスタントとなります。具体的にアシスタントは、シャンプー、カラーやパーマの塗布の補助、ドライヤー・ブロー、その他の雑務がメインの仕事内容となります。

 スタイリストになるためには、技術が一定以上を超えてからになり、その判断は店によって変わり、個人差もありますが、3年~5年ほどになります。
 このアシスタント期間は、サポート業務のみになり、自分の売り上げがないため、安月給期間となります。

アシスタントの給料

 アシスタントの時の給料は約20万ほどで手取りにすると約16万ほどになります。また、美容室はボーナスがないことのほうが多いため、年収は約240万ほどになります。これが3~5年となると結構なな期間が安月給ということになります。

 さらにスタイリストになるための自主練習もかかせませんので、実際は、営業時間+練習時間となり、毎日朝から夜まで拘束されます。そのため、時給換算すると最低賃金以下になることが多いのが現状のようです。

めろんそーだ
めろんそーだ

アシスタント時代に美容師彼氏(現旦那)と同棲をしていたのですが、手取りはすべて生活費で消えるため、余裕のある暮らしはできていませんでした。

また、店によると思いますが、練習で使うウィッグ代なども給料から引かれるので、実際には手取りはもっと少なかったです…。

スタイリストの給料

 アシスタントの下積み期間が終了し、スタイリストとしてデビューしたあとはというと、最初の頃の給料は約20万~25万ほどになり、手取りにすると約16万~20万ほどです。年収すると約240万~300万ほどとアシスタント時から大きく増えるわけではありません。

 スタイリストは、自身の売上の歩合給や指名料、商品購入によるインセンティブなどによって給料がプラスされることが多いです。そのため、デビューしたての最初の頃は、まだ自分のお客さんがついておらず、自分のお客さんがいないときは他のスタイリストのアシスタントに回るので、スタイリストになったからといってすぐに給料が増えるわけではありません。

 しかし、お客さんがついて売上がどんどん増えれば、給料もどんどん増えるということです。そしてその可能性は無限大です。例えば、その店の店長やチーフになったり、独立して自身で美容室を経営したりと、自身の頑張り次第で給料は増やすことができ、その額に上限はありません。

 スタイリストになってからは、技術力はもちろん、集客力も必要になってき、売上をどう伸ばすかは自分自身の頑張り次第ということになります。まさに実力社会ですね。

めろんそーだ
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やっとスタイリストになったのに、今度は集客とさらなる技術の向上に励んでいて、気持ちが休まる期間はないのかと心配になりましたが、売上がどんどん上がっていくと、頑張っている姿をずっと見ているので一緒に喜べました!(何より給料も上がってうれしい!)

美容師が安月給と言われる理由

 前述したように美容師はスタイリストになり、その後、売上がでるまでは基本的に給料は安いままになります。そのため、アシスタントの期間の3~5年に加え、スタイリストになってからある程度の売上がでるまでの期間が他の職業に比べると給料は安く、その期間が長いため、美容師は安月給と言われてしまいます。

 中にはもちろん売上が高い人や、独立して成功している人など、高額な給料を得ている人もいます。しかし、やはり、そういう人は美容師の全体でみると少数で、下積み期間の長さが印象付けてしまっています。

 また、下積み期間は拘束時間が長いのに給料も安いので、他の職種へ転職等の理由で美容師を辞めてしまう人も多いです。離職率が高い職業になるため、より給料が安くて大変というイメージがついてしまっているのだと思います。

めろんそーだ
めろんそーだ

旦那さんの専門学校時代のクラスメイトも約30人いたのに、今も美容師として働いているのは5人ほどだそうです…!

まとめ

 今回は、美容師の給料について紹介しました。

 残念ながら美容師として働きだした最初は安月給であることは間違いありません。しかし、自身の頑張り次第で高月給の可能性はいくらでもある!というのが事実です。

めろんそーだ
めろんそーだ

実際に私の旦那さんも年々、着実に売上を伸ばし、給料も上がっていっています!上がり幅でいえば、サラリーマンを超えているので、下積み期間の頑張りが実ってきたのかなと感じています。(もっと上がれ~!)

とはいえ、下積み期間中の生活にはやはり苦労しました…笑(小声)

 美容師は技術職であり、下積み期間があるのは仕方がないことです。その期間ばかりをみて安月給だと決めつけるのではなく、実力次第でいくらでも稼げる!といったイメージがもっと広がっていけばいいなと思います。完全実力社会の中で働き続けることの苦労は計り知れませんが、私は美容師という職業を尊敬しています。

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